コンタクトレンズ診療
コンタクトレンズ診療(以下CLとします)
当院では令和3年に約1900名の患者さんにCLを処方いたしました。
CL販売やCLの種類などは、下記をご参照ください。
CL販売やCLの種類などは、下記をご参照ください。
当院でのコンタクトレンズ診療の方針
- CLの着脱指導をしっかり行い、着脱ができるのを確認してからCLを処方します。(CLの経験がない方に当日CL処方することはありません)
- 視力検査でレンズの度数があっているのかを念入りにチェックします。
よく見えているCLが快適なレンズとは限りません。知らず知らずのうちに度数の強いレンズを使用している場合があります。
疲れやすい、近業作業時に集中できない等の訴えのある方は注意が必要です。患者さんの生活パターンにあったCLをチョイスします。 - 角膜に異常がないか常に注意が必要です。
コンタクトレンズは角膜の上に装用するため角膜に負担がかかります。詳しくはコンタクトレンズ障害をご覧ください。
角膜表面(角膜上皮):角膜感染症は特に注意が必要で重症の場合は失明の可能性もあります。詳しくは角膜感染症をご覧ください。
角膜内面(角膜内皮):角膜内皮は角膜内面の細胞で不適切なCL装用では障害を受けます。当院では1年に一度角膜内皮撮影を行い、角膜内皮の状態を確認しています。詳しくは角膜内皮障害をご覧ください。
- 眼軸長を確認しています。
近視の方は眼軸(目の前後径)が長く、眼軸が長いほど眼底病変の合併症が多くなると言われています(網膜剥離、緑内障、黄斑変性症等)
当院では1年に一度、Zeiss社の眼軸測定装置にて瞬時に正確な眼軸長を測定し、必要な場合には簡易視野検査、眼底写真撮影などで眼底病変の有無を確認しています。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。眼科専門医による処方・定期健診をお勧めします。
CLご希望の方はご相談ください。